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『もったいない』と『リサイクル&エコ』

『もったいない』という言葉に象徴されるように、もともと日本人はモノを非常に大切にする民族でした。ところが高度経済成長、それに伴う大量生産、大量消費、使い捨ての時代を経験したことにより、日本人のモノを大切にするという意識が薄れてしまったことは否めません。

 

近年『リサイクル&エコ』という言葉をよく耳にするようになりました。しかしながら環境先進国と言われる欧州諸国と比較して、日本国民の環境意識はまだまだ低いと言わざるを得ません。わが国で『リサイクル&エコ』という言葉が用いられる場合、マーケティング的要素が強く感じられます。また一般消費者にとっては『地球環境に優しい』というよりも『家計にやさしい』という要素の方が重要視されているように思われます。

 

ただこの辺りの意識は徐々に変わりつつあることが強く感じられ『リサイクル&エコ』という言葉の本当の意味での重みは、今後増していく事は間違いのないところです。

 

綿布団の打ち直しは古くから続く良き伝統

 

綿の布団はかつて非常に高価だったそうです。一説によると、江戸時代には一枚の綿布団と引き換えに『田んぼが買えた』『牛が買えた』と言い伝えられています。綿の布団を使うことが出来たのは、上級武士や豪商に限られたそうです。そのため綿の布団は古くなったからと言って決して捨てられる事はなく、打ち直しによる再生が行われ、長く大切に使われました。

 

こういった意味では綿布団の打ち直しはリサイクル&エコの先駆けと言えるかも知れません。

 

明治時代中期以降、海外から比較的安価な綿わたが輸入されるに伴い、綿布団が一般庶民に徐々に普及しました。しかしながら日本全体が貧しかったため、綿布団打ち直しの風習は廃れることなく続きました。やがて『打ち直し屋』『綿屋』(寝具専門店の前身というべき存在)と呼ばれる業者が全国各地に存在するようになりました。

 

昔は古くなった綿を打ち直し屋に持ち込み、機械でほぐして再生してもらい、それを持ち帰り各家庭で布団として仕立てていました。今でも『昔お祖母ちゃんと一緒に、打ち直しの綿布団を家で仕立てた』という人がいらっしゃいます。(正確な統計資料は持ち合わせていませんが、昭和40年代、昭和50年代が綿布団打ち直しの最盛期であったと推察されます。)その後、羽毛布団の普及に伴い、綿布団の使用率は徐々に減り始めました。綿布団の打ち直し枚数も年々減少しています。しかしながら年配の方を中心に、根強い綿布団の愛用者が存在しています。

 

その一方で昔ながらの綿布団を作ることの出来る職人さんは年々減少しています。またデパートや量販店など、様々な販売チャネルを見渡してみても、昔ながらの綿布団を取り扱っているところはほぼありません。現在では綿布団を扱っているのは、いわゆる布団屋さんに限られているのではないでしょうか。

 

もしかしたら将来的には綿の布団には希少価値が出るかもしれません。押し入れで眠っている綿の布団、打ち直しによるリサイクルを行ってみてはいかがでしょうか。

グースとダック

 

グースとダック.png

 

グース(ガチョウ)とダック(アヒル)を比較した場合、グースの方が体格が大きいため、それと比例してダウンボールも大きく、かさ高が出やすいです。したがって一般的にはグースの方が高品質と言えます。
ただし飼育された環境や飼育期間の影響も大きいため、一概にグースだから良いというものでもありません。

グース(ガチョウ)とダック(アヒル)を比較した場合、グースの方が体格が大きいため、それと比例してダウンボールも大きく、かさ高が出やすいです。したがって一般的にはグースの方が高品質と言えます。ただし飼育された環境や飼育期間の影響も大きいため、一概にグースだから良いというものでもありません。

 

羽毛の産地

 

羽毛の産地.png

一般的には寒冷地で飼育されたグースやダックほど、寒さから身を守るために、かさがあって保温性の高いダウンが採れます。またアジア産と比べて、ヨーロッパ産のグースやダックの方が、もともとの体格が大きいので、それに比例して良質のダウンが採れます。


ただし飼育期間や飼料も羽毛の品質に影響を与えるうえ、羽毛を採取した後の加工により品質は大きく左右されるので、産地だけで羽毛の品質の優劣は付けられません。

 

飼育期間

 

飼育期間が長いほどダウンボールは成熟します。しかしながらダックやグースの飼育目的がそもそも『食肉』や『卵を産ませること』なので、羽毛を採取するタイミングも、そちらの都合により決められてしまいます。羽毛はあくまでも副産物なのです。

 

食肉用の場合、成鳥になる前に屠殺されてしまうので、ダウンボールが十分に成熟しきっていません。その点マザーグースの方が飼育期間が長いので良質のダウンが採れます。

 

羽毛の採取方法

 

かつては生きたままの鳥から、ダウンボールをむしり取る『ライブピック(手摘み)』が行われることもありましたが、動物愛護の観点から最近は禁止となってしまいました。そのため一時もてはやされた『ハンドピック(手摘み)』表示の羽毛布団も最近の新しい羽毛布団では見かけることはありません。

 

マザーグースの場合は、毛が自然に生え換わる時期にのみダウンを集める『ハーベスティング』という方法が行われる場合もあります。しかしながら現在では、鳥を屠殺した後に機械で羽毛を集める『マシーンピック』がほとんどです。

 

羽毛の加工(洗浄・選別)の重要性

 

羽毛の種類.png

 

一羽のグースから通常約300グラムの羽毛が採れます。一口に羽毛と言っても『成熟ダウン』『未熟ダウン』『疑似ダウン』『スモールフェザー』『フェザー』など、その種類は雑多です。この中で羽毛ふとんに使うことのできる『ダウン』『スモールフェザー』の比率は約20%、さらにその中で質の良い『成熟ダウン』の比率はごく一部です。こういった雑多な羽毛の中から、いかに質の良い羽毛を集めるかが重要です。

 

そのため羽毛ふとんのランクを『鳥の種類』と『産地』だけで評価するのは間違いです。『羽毛を生かすも殺すも加工次第』です。

 

加工のポイントは大きく分けて二つあります。『洗浄』により羽毛をしっかりときれいにすること。そして『選別』により羽毛の中から良質の『成熟ダウン』を選り集めることです。非常に手間のかかる作業ですが、この部分で手を抜くと、当然羽毛ふとんの品質も下がってしまいます。

 

ですから、たとえポーランド産のマザーグースの羽毛であっても、この部分で手を抜いた羽毛ふとんは粗悪品です。

 

ダウン率の話

 

ダウンとフェザー.png

 

羽毛ふとんの品質表示には必ずダウン率が記載されています。例えばダウン90%の場合A(ダウン)が90%で、残りの10%がB(スモールフェザー)となります。したがって一般的にダウン率の高い羽毛ふとんの方が、かさがあり暖かいです。


しかしながらCの未熟ダウンもダウンとしてカウントされ、さらにはDのようなものまでダウンとみなされます。そのため同じダウン率90%の羽毛ふとんであっても、Aが多い羽毛ふとんと、CやDの多い羽毛ふとんでは、そのかさ高や保温性には大きな差が出ます。したがってダウン率は羽毛の品質を評価する一つの目安に過ぎません。

 

かつてお客様が某大手量販店で買ったという羽毛ふとんがウチのお店に持ち込まれたことがあります。表示ではグースの羽毛入りで、ダウン率90 %でした。ご購入時のお値段をお聞きすると当店で扱っている商品の約半額程度でした。『随分安いなぁ』と思いながら、実際に中身を出してチェックさせてもらったのですが、やはりほとんどがCの未熟ダウンでした。結論としては『安かろう悪かろう』の品と言わざるを得ません。

 

かさ高、ダウンパワーの話

 

ダウン率と同様に、羽毛ふとんにはかつては『かさ高』最近では『ダウンパワー』が表示されています。これらはJIS規格に基づき、公的検査機関で測定されます。この数字が高い羽毛ほど、中に暖かい空気をたくさん含むので、暖かい高品質の羽毛ふとんと言えます。

 

しかしながらこういった品質表示に関しても大きな問題があります。それは『かさ高屋ダウンパワーを実際よりも高く表示する不正』を行っているメーカーが存在することです。

 

『日本羽毛製品協同組合』の試買テストにより、市販されている羽毛ふとんを買ってきて、中身の羽毛を取り出してかさ高を測定した場合に、実際よりもお高い品質表示をしているメーカーが多数存在するという結果が実際に出ています。(ただしメーカー名は非公表)

 

結論

 

残念な話ですが、中身の見えない羽毛ふとんだから、だまそうと思えばいくらでもだませてしまうのが悲しい現実なんです。だからこそ羽毛ふとんは信用のできるメーカーのものを、信用のできるお店で、実際に触って買うことをお勧めします。

かつては『一生モノ』として販売されていた羽毛布団

 

羽毛布団がわが国で急速に普及したのは、昭和の終わりから平成のはじめにかけてのことです。当時羽毛布団の販売の際はこのようなトークがまかり通っていました。
『羽毛布団は一生もの』
『羽毛布団は冬暖かく、夏涼しいので一年中使える』
『羽毛布団は干す必要がない(干さない方が良い)』


これらは今となってはどちらも大きな間違い。今からすれば『よくそんなウソがまかり通たものだ』と呆れる話です。ただ、売る方が意図的にウソをついていたというよりは、当時は販売員も正しい知識を持っていなかった・・・というのが実際のところだったのでしょう。


その頃の羽毛布団は今からすれば非常に高価な品で、数十万円するのが当たり前でした。家電製品でも何でもそうだと思うのですが、出回り始めは値段も高く、品質もイマイチ。それが普及するにつれて品質も良くなる一方で値段も下がります。ですから30年前の30万円の羽毛ふとんよりも、現在の2万円の羽毛ふとんの方がモノが良かったりします。

 

ところが羽毛布団の値段は、少しずつですが着実に値上がりしているのです。同じスペックの羽毛ふとんで比較した場合、5年前と比べると値段が5割程度高くなっています。『量販店や通販などでは相変わらず安く売っている』と思われるかもしれませんが、こういったルートの(安さを訴求する)商品は『中身の羽毛のランクを下げたり』『側生地のランクを下げたり』さらには『羽毛の量を減らしたり』して見た目の価格を維持していますが、これも実質的な値上げなのだ・・・ということを知ってほしいです。


それでは本題に入ります。『なぜ羽毛ふとんの値段が上がっているか?』このことをご理解いただくための大前提として知っておいてもらいたいことがあります。


羽毛は(食肉の)副産物です

 

 『羽毛』はもともと『捨てるもの』だったのです。そもそも、世界中のどこを見渡しても、わざわざ羽毛を採るために『グース(ガチョウ)』とか『ダック(アヒル)』といった水鳥を飼育してはいません。こういった鳥たちの飼育目的は『食肉にする』もしくは『卵を産ませる』です。(テレビショッピングなどで『この羽毛布団を作るために専用羽毛農場で特別に飼育しました』などと言っているのはウソです。)


おそらくグースとかとダックの肉を食べるという食文化は、かなり大昔からあったはずです。ただ食肉用とした後、残った羽毛は価値のないものとしてずっと捨てられてきました。歴史上のある時、誰か頭の良い人が『羽毛を捨てないで、何かに使えないものかな?』と考え、考案されたのが羽毛ふとんというワケです。それまで捨てていたものに利用価値が見つかり、さらに軽くて暖かいふとんで気持ち良く眠れるようになったので、まさに一石二鳥の大発明ですよね。


羽毛が値上がりする理由①『供給が減れば価格が上がる』

 

食肉用の副産物ゆえに、『羽毛』原料の供給は食事情の変化の影響をもろに受けます。世界3大珍味の一つ『フォアグラ』が『グース』や『ダック』の肝臓であることはご存知の方も多いと思います。ただ『フォアグラ』を作るために、鳥たちに無理やり餌を大量に食べさせ、病的に肝臓を肥大させているということは意外と知られていません。この飼育方法が動物愛護の観点であまりにも残酷ということで、ヨーロッパでは非難の対象になっています。ですからヨーロッパでは『フォアグラ』という食文化は下火になりつつあるそうです。

 

また、そもそも『グース』や『ダック』の肉は淡泊なので、それよりも世界的に『鶏肉(チキン)』の方が好まれるようになっています。私もヨーロッパに行った時に実際に食しましたが、チキンの方が美味しいと思いました。

 

またチキンが2、3ヶ月の飼育で出荷できるのと比べて、グースは最低でも7ヶ月の飼育期間が必要だとか。鳥農家の立場で考えても短期間の飼育でお金になるチキンの方が好まれるのは当然の話です。以上のような状況から、ヨーロッパ(中国でも・・・つまり世界的に)では『グース』や『ダック』の飼育量がどんどん減少しているそうです。『グースやダックの飼育料が減少する』→『羽毛の供給量が減る』→『供給が減ると価格が上昇する』というのは中学か高校の社会科の授業で習った通りの図式です。


羽毛が値上がりする理由②『需要が増えれば価格が上がる』

 

お隣中国の生活水準の向上に伴い、中国国内での羽毛の需要(消費量)がどんどん増えています。中国は世界最大の羽毛原料の生産国です。そしてかつては世界一の羽毛の輸出国でしたが、一転して世界一の羽毛輸入国になりつつあります。かつてはヨーロッパ産の高級羽毛の輸入国と言えば一にも二にも『日本』でした。ところがその座もすっかり『中国』に奪われつつあるそうです。人口13億人を超える国の生活水準がどんどん上がっているのですから、羽毛もそちらにどんどん流れるはずです。(現状では羽毛布団よりも、ダウンジャケットに使われているそうです。)『需要が増えると価格が上昇する』これまた社会科の授業で習った通りの図式です。


羽毛が値上がりする理由③『円安になれば輸入価格は上がる』

 

需要と供給の関係により、羽毛原料の値段は数年前から値上がりを続けてきました。しかしながらずっと続いた円高傾向のため何とかバランスを保ってきた(値上げ幅を抑えてきた)というのがこれまでの経緯です。

 

ころが数年前から急激な『円安』に転じました。『1ドル80円』が『1ドル120円』になったら、それまで1ドルの物を輸入するのに80円で買えていたものが、120円と1.5倍に上昇することになります。

 

ここまで述べてきたように羽毛原料の価格高騰に加えて、円安の影響で、羽毛原料の値段は2~3年前歴史的な値上がりを示しました。羽毛布団も当然値上がりしました。羽毛のランクにもよりますが2割、3割の値上がりは当たり前、モノによっては2倍という価格になるものもありました。(最近になって羽毛布団の価格上昇はようやく落ち着いてきました。)そしてその一方で安さを売りにしている量販店などは、価格を抑えるために質を落として(中身の羽毛の質を下げる、量を減らす、側生地の質を落とす)対応しています。


羽毛の価格上昇に関する今後の展望

 

為替レート(円安、円高)に関しては今後どうなるか予断を許しません。しかしながら羽毛の生産量に関しては、今後増えることは考えにくいです。それほどまでに世界中での食文化の変化は『グース』『ダック』→『チキン』という流れになっています。(ちなみにチキンからはダウンは採れませんので・・・念のため)

 

その一方で、中国国内で羽毛の消費量は今後も増えることでしょう。現在中国国内における羽毛の用途はほとんどダウンジャケットに限られていますが近い将来羽毛ふとんへの使用が一般的になってくると思われます。そうなった場合、中国に流れる羽毛の量は爆発的に増加すると予想されています。ただでさえ世界的に生産量の減った羽毛が、中国にどんどん流れるという図式は今後より顕著になっていくことでしょう。

 

そのため羽毛の価格が、(もちろん多少の上下動はありますが)将来的に大幅に下がることはまず考えられません。将来的に羽毛布団の値段は、今からは想像もできないほどに高額になっていることも、決して荒唐無稽な話ではありません。

 

結論『羽毛布団はリフォーム(仕立て直し)して大切に使いましょう』

 

これまでであれば『羽毛ふとんが古くなったら新しく買い換える』が普通でしたけど、これからは『羽毛ふとんをリフォームして末永く使う』というのがスタンダードになるはずです。できるならば今のうちに少々ランクの高い品を買っておいて、リフォーム、リフォームで末永く(数十年)使うことをお勧めします。これぞまさに時代に即したやり方です。とにかくお急ぎください。

これまでであれば『羽毛布団が古くなったら新しく買い換える』が普通でしたけど、これからは『羽毛布団をリフォーム(仕立て直し)して末永く使う』というのがスタンダードになります。

 

もちろん現在お使いの羽毛布団のランクにもよります。量販店で売っているような廉価な品は、リフォームする方が高くつく場合もあります。しかしながらある程度以上のランクの羽毛布団をお使いであれば、リフォームで末永く(数十年)使うことをお勧めします。新品を買うのに比べて半額から3分の2の費用でリフォームが出来ます。

 

『羽毛布団リフォーム(仕立て直し)』これぞまさに『リサイクル&エコ』の時代に即したやり方です。


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ふとんのせいぶ『羽毛布団リフォーム(仕立て直し)』のページはこちら

羽毛布団は日に干さなくて良いのですか?

羽毛布団が出回り始めた頃は『羽毛布団は干す必要がない』『干さない方が良い』と言われていた時期もありますが、これは現在では間違った考え方だと認識されています。


羽毛布団は綿布団などと比べて吸湿・発散性に優れているため頻繁に日に干す必要はありませんが、なるべく乾燥した状態を保つために月に1~2回、30分から1時間程度の日干しをお勧めします。
日に干すことで羽毛に含まれる湿気を発散し、それがが羽毛の絡まりを防ぐ事になるので、結果的に羽毛布団が長持ちします。

 ただし側生地の色褪せを防ぐために、カバーをかけた状態で干す事をお勧めします。また布団を取り込む際には手で軽く払って表面のホコリを取り除きましょう。強い布団叩きは側生地を破ったり、中身の羽毛を傷める原因となるのでお避け下さい。また干したり取り込んだりする際に、ベランダ等で引っかけて側生地を破る事の無いようご注意ください。


羽毛布団に布団乾燥機を使用しても良いのですか?

布団乾燥機による乾燥も問題ありませんが、あまり高温(70℃以上)になりすぎないよう注意しましょう。

 

中身の羽毛が出てくるのですが

羽毛は針の穴ほどの小さな穴からも吹き出してしまうため、側生地に対してダウンプルーフという吹き出しを防ぐ加工が施されています。

しかしながら羽毛布団の機能を考えた場合、側生地に通気性も必要ですので、ダウンプルーフ加工を施しすぎると通気性が低下し、ムレ感等の原因となる場合があります。製品ごとにダウンプルーフ加工と通気性のバランスを取りながら作られていますが、多少吹き出す事もあります。一般的には中身の羽毛のランクが低く、フェザーの多いものの方が吹き出しやすいと言えます。

また羽毛布団の使用年数に応じて、側生地の糸の編み目が緩くなりますので、吹き出しの度合いは増してゆきます。大量の羽毛が吹き出て来るようになったら、羽毛布団をリフォームする事をお勧めします。

 

羽毛布団の側生地に穴をあけたのですが

穴の部分から羽毛がどんどん出てきますので、何らかの対策が必要です。商品によってはアイロンプリントタイプの補修布が添付されている場合がありますので、これを用いて補修ください。

穴ではなく生地が破れた場合は、中身の羽毛が大量に出てくる事が懸念されますので、リフォームする事をお勧めします。

また羽毛布団の襟元に(汚れを防ぐ目的で)タオル等を縫い付けたり、ピンで留めたりされる方がいらっしゃいますが、側生地に穴が開きますのでおやめください。

 

布団圧縮袋で保管しても良いのですか?

布団圧縮袋での保管はお勧めできません。

圧縮状態で羽毛布団を長時間保管した場合、元に戻しても中身の羽毛の嵩(かさ)が圧縮前のレベルまで戻りません。保温性を著しく低下させる原因となります。

羽毛布団をご購入された際に入っていた不織布の袋で保管する事をお勧めします。

 

羽毛布団を長期収納する時の方法を教えてください

湿気の少ない状態で収納する事が重要です。日に干してよく乾燥させた上で通気性のあるケースや布などに包んで出来るだけ湿気のない場所に保管してください。

布団圧縮袋やビニール袋に入れるなど通気性のない状態での収納はカビの原因となります。

またしばらく使わない場合は、カバー等は外して保管してください。また保管中も時々日干しをして乾燥させた方が好ましいです。

 

羽毛布団にダニは発生しますか?

羽毛布団は羽毛の精製過程で100℃以上の高熱乾燥処理と洗剤による殺菌処理により、ダニや雑菌などは死滅しています。羽毛布団の中にダニが発生する事はまずありません。

また羽毛布団は、羽毛の吹き出しを防ぐために高密度に織られた側生地を使用しているので、ダニが側生地を通過して中に入る事はまずありません。

しかし羽毛布団の表面にダニが付着する場合はありますので、日干しをお勧めします。

 

羽毛布団に飲み物をこぼしてしまいました

すぐに水で部分洗いしてください。洗剤が必要ならヘアシャンプーもしくは中性洗剤をお使いください。十分にすすぎ洗いした後、タオルなどで水分を拭き取り、ドライヤーなどで手早く乾かしてください。

 

羽毛布団のクリーニング、水洗いとドライクリーニングどちらが適していますか?

羽毛布団の汚れの大半は汗由来の水溶性成分です。そのため水洗いが適しています。

またドライクリーニングの場合、石油系の溶剤を用いるため、羽毛に含まれる油脂分を除去してしまい、羽毛本来の保温性が低下すると言われています。

 

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布団の種類を変更(例えば、掛布団→敷布団など)出来ますか?

出来ます。

 

側生地は外して持っていった方が良いですか?

側生地を外すのに手間が掛かりますので、そのままお持ちいただければ結構です。料金も変わりません。

 

綿布団の打ち直しは何回でも繰り返し出来ますか?

出来ます。しかしながら打ち直しを重ねるごとに綿の繊維が短くなり、ヘタるのが早くなります。
そういった場合、足し綿を多めにすることで、ヘタリの早さを防ぐことができます。 

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