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羽毛の豆知識

グースとダック

 

グースとダック.png

 

グース(ガチョウ)とダック(アヒル)を比較した場合、グースの方が体格が大きいため、それと比例してダウンボールも大きく、かさ高が出やすいです。したがって一般的にはグースの方が高品質と言えます。
ただし飼育された環境や飼育期間の影響も大きいため、一概にグースだから良いというものでもありません。

グース(ガチョウ)とダック(アヒル)を比較した場合、グースの方が体格が大きいため、それと比例してダウンボールも大きく、かさ高が出やすいです。したがって一般的にはグースの方が高品質と言えます。ただし飼育された環境や飼育期間の影響も大きいため、一概にグースだから良いというものでもありません。

 

羽毛の産地

 

羽毛の産地.png

一般的には寒冷地で飼育されたグースやダックほど、寒さから身を守るために、かさがあって保温性の高いダウンが採れます。またアジア産と比べて、ヨーロッパ産のグースやダックの方が、もともとの体格が大きいので、それに比例して良質のダウンが採れます。


ただし飼育期間や飼料も羽毛の品質に影響を与えるうえ、羽毛を採取した後の加工により品質は大きく左右されるので、産地だけで羽毛の品質の優劣は付けられません。

 

飼育期間

 

飼育期間が長いほどダウンボールは成熟します。しかしながらダックやグースの飼育目的がそもそも『食肉』や『卵を産ませること』なので、羽毛を採取するタイミングも、そちらの都合により決められてしまいます。羽毛はあくまでも副産物なのです。

 

食肉用の場合、成鳥になる前に屠殺されてしまうので、ダウンボールが十分に成熟しきっていません。その点マザーグースの方が飼育期間が長いので良質のダウンが採れます。

 

羽毛の採取方法

 

かつては生きたままの鳥から、ダウンボールをむしり取る『ライブピック(手摘み)』が行われることもありましたが、動物愛護の観点から最近は禁止となってしまいました。そのため一時もてはやされた『ハンドピック(手摘み)』表示の羽毛布団も最近の新しい羽毛布団では見かけることはありません。

 

マザーグースの場合は、毛が自然に生え換わる時期にのみダウンを集める『ハーベスティング』という方法が行われる場合もあります。しかしながら現在では、鳥を屠殺した後に機械で羽毛を集める『マシーンピック』がほとんどです。

 

羽毛の加工(洗浄・選別)の重要性

 

羽毛の種類.png

 

一羽のグースから通常約300グラムの羽毛が採れます。一口に羽毛と言っても『成熟ダウン』『未熟ダウン』『疑似ダウン』『スモールフェザー』『フェザー』など、その種類は雑多です。この中で羽毛ふとんに使うことのできる『ダウン』『スモールフェザー』の比率は約20%、さらにその中で質の良い『成熟ダウン』の比率はごく一部です。こういった雑多な羽毛の中から、いかに質の良い羽毛を集めるかが重要です。

 

そのため羽毛ふとんのランクを『鳥の種類』と『産地』だけで評価するのは間違いです。『羽毛を生かすも殺すも加工次第』です。

 

加工のポイントは大きく分けて二つあります。『洗浄』により羽毛をしっかりときれいにすること。そして『選別』により羽毛の中から良質の『成熟ダウン』を選り集めることです。非常に手間のかかる作業ですが、この部分で手を抜くと、当然羽毛ふとんの品質も下がってしまいます。

 

ですから、たとえポーランド産のマザーグースの羽毛であっても、この部分で手を抜いた羽毛ふとんは粗悪品です。

 

ダウン率の話

 

ダウンとフェザー.png

 

羽毛ふとんの品質表示には必ずダウン率が記載されています。例えばダウン90%の場合A(ダウン)が90%で、残りの10%がB(スモールフェザー)となります。したがって一般的にダウン率の高い羽毛ふとんの方が、かさがあり暖かいです。


しかしながらCの未熟ダウンもダウンとしてカウントされ、さらにはDのようなものまでダウンとみなされます。そのため同じダウン率90%の羽毛ふとんであっても、Aが多い羽毛ふとんと、CやDの多い羽毛ふとんでは、そのかさ高や保温性には大きな差が出ます。したがってダウン率は羽毛の品質を評価する一つの目安に過ぎません。

 

かつてお客様が某大手量販店で買ったという羽毛ふとんがウチのお店に持ち込まれたことがあります。表示ではグースの羽毛入りで、ダウン率90 %でした。ご購入時のお値段をお聞きすると当店で扱っている商品の約半額程度でした。『随分安いなぁ』と思いながら、実際に中身を出してチェックさせてもらったのですが、やはりほとんどがCの未熟ダウンでした。結論としては『安かろう悪かろう』の品と言わざるを得ません。

 

かさ高、ダウンパワーの話

 

ダウン率と同様に、羽毛ふとんにはかつては『かさ高』最近では『ダウンパワー』が表示されています。これらはJIS規格に基づき、公的検査機関で測定されます。この数字が高い羽毛ほど、中に暖かい空気をたくさん含むので、暖かい高品質の羽毛ふとんと言えます。

 

しかしながらこういった品質表示に関しても大きな問題があります。それは『かさ高屋ダウンパワーを実際よりも高く表示する不正』を行っているメーカーが存在することです。

 

『日本羽毛製品協同組合』の試買テストにより、市販されている羽毛ふとんを買ってきて、中身の羽毛を取り出してかさ高を測定した場合に、実際よりもお高い品質表示をしているメーカーが多数存在するという結果が実際に出ています。(ただしメーカー名は非公表)

 

結論

 

残念な話ですが、中身の見えない羽毛ふとんだから、だまそうと思えばいくらでもだませてしまうのが悲しい現実なんです。だからこそ羽毛ふとんは信用のできるメーカーのものを、信用のできるお店で、実際に触って買うことをお勧めします。

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