昔から消費者クレームの代表格『布団の点検商法』。主として訪問販売業者による、点検を切り口とした言葉巧みな高額商品の不正販売の事例が後を絶ちません。被害に合わないようにお気を付け下さい。

 

こんな手口にご注意ください

 

①無料で、または安い費用で『お布団を丸洗いします』
『傷んでいるから洗えない。買い替えた方が良い。』などと言われ、粗悪な布団を高額で売りつけられます。

②無料で『お宅の布団にダニがいないかどうか点検します』
『ダニがたくさんいる。こんな布団で寝ていると病気になりますよ』と不安をあおり、粗悪な布団を高額で売りつける業者もいます。

③『羽毛布団のダニを取るには特別な掃除機や湿気取りカバーが必要です』
羽毛布団は側生地にダウンプルーフ加工(中身の羽毛が飛び出さないように細かく織る処理)が施されているため、中にダニが入ることはまずありません。
また羽毛布団は湿気外部に発散する力に優れているので、湿気取りカバーも不要です。

④有名メーカーや寝具店のように装う
例えば『西川から来ました』などと、有名メーカーや寝具店のように錯覚させ、点検や下取りをして、高額で粗悪な布団への買い替えを強います。寝具メーカーが直接お客様に丸洗いや点検、下取りをお勧めする事はありません。

⑤ご不用の布団を買いとります
『ご不用の布団を買いとります』を切り口にお宅に上がり込み、それをきっけに高額商品のールスを行ってきます。

 

対応策は?

 

①取り合わないのが一番の対応策です
電話や玄関口でしつこくねばられても、毅然とした態度で断りましょう。

②疑わしい電話が掛かってきた時は
相手の正式な会社名や連絡先を聞き、消費者センターに相談すると言って。はっきり断りましょう。


もし、万が一契約してしまったら 

 

8日以内ならクーリング・オフ制度により取り消しできます!

●契約してから、8日以内で代金が3000円以上、契約したのが営業所以外の場所なら、クーリング・オフ制度を利用してキャンセルできます。
●契約の際に『キャンセルはしません』と署名や捺印をさせられていても、クーリング・オフ制度は適用されます。 
●商品の袋を開けたり、梱包の袋を捨てていても大丈夫です。
●『しまった!』と思ったら、すぐに地域の消費者センターにご相談ください。 

クーリング・オフに関して『独立行政法人 国民生活センター』へのリンク

私たちは寝ている間に真冬でもコップ一杯の汗をかいています。そのため布団は湿気をたくさん含んでいます。その湿気を飛ばすのに有効なのが『干す』ことです。それでは布団干し方のポイントをお教えします。

 

その① カバーを掛けたまま干しましょう

側生地の傷みや汚れ、色褪せを防ぐためにカバーを掛けてから干してください。

 

その② 天気の良い日の10時から15時にかけての時間帯がオススメ

夕方になってもしまわないでいると、結露により逆に湿気がたまる場合がありますので、早めにしまいましょう。

 

その③ 布団は叩かないでください 

埃を飛ばすために布団を強く叩いている人がいますが、中綿の繊維がちぎれて布団が傷む場合があります。また羽毛布団の場合、叩いて側生地が破れてしまったら中から羽毛が飛び出して大惨事となります。ですから布団は叩かないでください。

埃が気になる場合は布団用掃除機で、あるいは一般の掃除機に布団用のノズルを取り付けてから、布団の表面の埃を吸い取った後、干してください。

 

その④ 表面、裏面まんべんなく干しましょう

布団の一方の面だけを干すと反対側に湿気が残り、却ってそちらの面が湿っけてしまう場合があります。両面ともまんべんなく干すようにしましょう。

また敷き布団の場合人に接する面よりも、畳やフローリング側に湿気がたまりやすい傾向がある事に留意ください。


その⑤ 干した後、布団を押し入れに入れる場合は熱を冷ましてからにしましょう

熱を持ったまま押し入れにしまうと、結露によって布団がかえって湿気る場合がります。

 

その⑥ ダニ対策で干す場合は黒いビニールい袋に入れてから

干すことで布団表面の温度が上がっても、ダニは反対側に移動してから生き残る場合があります。布団全体の温度を上げるために黒いビニール袋に入れてから干しましょう。 


その⑦ 押し入れの湿気を避けるためにはスノコを敷くことがオススメ

 

最後に 干すだけでは布団のお手入れとしては不十分です

干すことによって出来るのは布団の湿気を飛ばしても、汗に含まれていた塩分やその他の汚れはそのまま布団に残ります。
またダニ対策の観点でも、干すだけではなかなかダニは死滅しないことが知られています。また仮に死滅したとしても、ダニの死骸や糞はそのまま布団の中に残ることとなります。実はダニそのものよりも、ダニの死骸や糞の方がアレルゲン(アレルギーの原因物質)となると言わています。
そのため干すことはやらないよりはもちろんマシですが、これだけでは布団のお手入れとしては不十分であることを知っておいてください。 

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