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羽毛布団の側生地が破れた場合の対処を誤ると大惨事になる場合も・・・

 

お客様から『羽毛布団の側生地が破れました(穴が開きました)。どうしたらよいですか?』というご質問をよく受けます。この場合の対処を誤ると大惨事になるのでお気を付け下さい。

 

ちなみにシングルサイズの羽毛布団で中身の羽毛量は1.2キログラムが一般的です。羽毛布団の場合、中が小部屋に仕切られている(キルトと呼ばれます)ため、側生地が破れからといって、中身の羽毛全てが飛び出してくるというわけではありません。一般的な4×5マスの20マスキルトの場合、全てのマスの大きさが同一だとして、1マスに入っている羽毛の量は60グラムということになります。


羽毛60グラムと言ってもどの程度の量なのか、一般の方にはピンとこないと思いますので、具体的にお見せしますとこのような感じです。

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60gといえどもこれだけの量となります。これらがが飛び出してきたら大惨事となります。ですからきっちりとした対処が必要となります。それでは実際の対処法をご説明します。

 

その① 小さな破れ、穴が開いた場合⇒補修布

 

破れや穴が小さな場合は羽毛布団に添付してある補修布を使います。もし補修布が見当たらない場合、お買い上げの販売店に問い合わせされれば、対応してもらえると思います。

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まずは補修布を破れた部分より大きめに切り取ります。

 

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切り取った補修布をアイロンで貼り付けます。
まずは破れた部分の羽毛を端に逃がし(その部分を平らにして)、その上から補修布を当てて、あて布をしてからアイロンで押えます。アイロンの温度は140℃から160℃の中温で約10秒押えます。 
しっかり補修布がくっついたら、羽毛布団を軽くたたきながら中身の羽毛の偏りを元通り復元して完了です。


その② 大きく裂けた場合⇒羽毛布団リフォーム

 

補修布では対応できないような大きく裂けた場合は、応急処置ではどうにもなりません。羽毛布団のリフォームが必要となりますので寝具専門店にご相談ください。

 

一般的な羽毛布団リフォームの場合、
羽毛布団解体⇒羽毛洗浄・乾燥⇒足し羽毛⇒羽毛充填⇒縫製・仕上げ
という工程になります。このやり方だと中の羽毛を洗浄・乾燥・足し羽毛という工程が加わりますので、新品同様のふっくらとした仕上がりとなります。

 

生地が破れた羽毛布団がまだ新しい、あるいはあくまでも応急処置の場合、途中の『羽毛洗浄・乾燥⇒足し羽毛』という部分を省いて
羽毛布団解体⇒羽毛充填⇒縫製・仕上げ
だけを行うことも可能です。
これは『側交換』と呼ばれるやり方です。簡易な工程ですので価格も抑えることができます。


側交換コースの当店価格は
シングルサイズ
ダブルサイズ 16,800円~(税込)
ダブルサイズ 22,600円~(性込)
となっています。(『~』がつくのは新しく仕立てる側生地のランクをアップグレード可能だからです。)
 

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羽毛布団が暖かくなくなった

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『買ったばかりの羽毛布団はぽかぽか暖かかったのに、最近寒くなってきた。』というのは、羽毛布団がそろそろ寿命に近づいている=そろそろリフォーム(仕立て直し)した方が良いという一番分かりやすいサインです。

 

側生地が汚れた・破れた

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側生地の汚れに関しては、ある程度の汚れであれば専門の水洗いクリーニングで取り除くことが可能ですが、汚れの程度によってはもはや焼け石に水です。

 

また側生地の破れに関しても、破れの程度が小さければ補修布による応急措置が可能ですが、大きく避けて中身の羽毛が飛び出すと、それこそ大惨事となります。

 

特に平成の初期に流行した『側生地にシルクを用いた羽毛布布団(高級品の場合が多いです)』は側生地がデリケートで、破れやすいのでお気を付けください。

 

 

中から羽毛が吹き出す

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羽毛布団の側生地は糸を高密度に織り込むことで、中の羽毛の吹き出しを防いでいます(ダウンプルーフ加工と言います)。

 

しかしながら側生地の織りも、長時間の使用で徐々にゆるんできます。そのため見た目の上では穴や破れのような異常が認められなくても、使用年数に応じて徐々に中から羽毛が吹き出てくるようになります。

 

こういった場合は側生地を新しく取り替えるしか、羽毛の吹き出しを止める手段はありません。

 

 

中身の羽毛が片寄っている

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羽毛布団は表生地と裏生地の間を立体状に仕切って縫製する事で、中を小部屋上に仕切り、中身の羽毛の片寄りを防いでいます。

 

しかしながら長く使用しているうちに中の仕切りが破れたりすることで、中身の羽毛がごっそり隣の部屋に移動する事があります。

 

・羽毛布団の襟元がスカスカ
・羽毛布団の中央がスカスカ
と言った場合、暖かさが低下します。

 

ぺちゃんこで寝心地が悪い

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・ダウンボールの傷みによる嵩減り
・汚れを含むことによる羽毛の絡まり
によって羽毛布団のふくらみがなくなります。

 

そもそも羽毛布団はふっくらした厚みの中に空気層をたっぷり含むことによる、断熱効果によって暖かさを保っています。ぺちゃんこの羽毛布団は保温性が大きく低下しています。

 

 

サイズを変えたい

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『結婚当初はダブルサイズでお二人で寝ていたけど、今は別々で寝ているのでシングルサイズ2枚に変えたい』というご要望を受ける機会が増えてきました。

 

その他にも『家族構成が変わったのでダブルサイズ1枚とシングルサイズ3枚から、状態の良い羽毛だけを使って、シングルを3枚作りたい』などいかなるご要望にもお応えできますので、ご相談ください。

 

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出回り始めには『一生モノ』と言われた羽毛布団

 

綿布団と羽毛布団の普及の経緯は大きく異なります。日本人がまだ貧しかった時代に超高額品だった綿布団は、打ち直しを繰り返すことで、大切に再生利用されてきました。

 

それに対して羽毛布団は日本人が豊かになってから普及しました。とはいえ普及当初の羽毛ふとんは数十万円するのが当たり前の高額商品でした。そのため、最初の頃(昭和の終わりから平成の初めにかけて)羽毛布団を販売するために以下のような間違ったセールストークがまかり通っていました。

 

・羽毛布団は一年中使える
・羽毛布団は干す必要がない(干さない方が良い)
・羽毛布団は一生モノ(半永久的に使える)

 

今となってはどれも間違った説明である事は明白です。

 

物理的に考えて『羽毛布団が一生モノ』というのはあり得ない話です。
①汗や皮脂による汚れ
②側生地や羽毛の摩耗による劣化
により保温性と衛生面の両方の問題が生じます。もちろん使用方法によりますが、羽毛布団の寿命の目安は約10~15年です。

 

ただし上記のような間違った説明は、高額商品を販売するために誇大な表現を用いられた面がもちろんあるのかもしれませんが、『当時は誰も正しい知識を持っていなかった』というのが正確なところかもしれません。

 

ともあれ、羽毛布団の普及当初にこのようなセールストークがなされていた事は、今でも大きな足枷となっています。実はいまだに高齢者を中心に『羽毛布団は一生モノ』という事を信じ込んでいる人が大勢おられます。

 

羽毛布団のメンテナンスに関する情報が正しく伝わっていない!?

 

また『一生モノ』とまでは思っていないにせよ、羽毛布団のメンテナンスに関する正しい情報が消費者に伝わっていないのが現状です。具体的には
 

『×羽毛布団を干してはいけないと誤解している』
実は→『実は羽毛布団は干した方が良い』 

『×羽毛布団がリフォーム出来る事を知らない』
実は→ 『羽毛布団はりフォームによって再生できる』

などです。

 

さらに言えば、寝具専門店にとって羽毛布団は長らくドル箱商品でした。そのため羽毛布団が古くなった場合にも、新しく買い替えをご提案する事が優先されてきました。そのため業界全体として羽毛布団のリフォームを知らしめる努力をあまりしてこなかったという面もあります。

 

羽毛布団のリフォームはリサイクル&エコ

 

ところが、かつてと比べて羽毛布団の価格が高騰し、そして羽毛原料が不足しつつある現状により、羽毛布団のリフォームを前面に打ち出す必要性が出てきました。これリサイクル&エコを重視する社会情勢にもマッチしています。

 

もちろんインターネットや量販店で羽毛布団を安く購入することができますが、これは安かろう悪かろうの品に過ぎません。現在お使いの羽毛布団がそれなりのランクであるのなら、リフォームした方が新品を買う場合と比べて半額から3分の2の費用で済みます。

 

現在お使いの羽毛布団をリフォームして再生することをお勧めします。

 

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かつては『一生モノ』として販売されていた羽毛布団

 

羽毛布団がわが国で急速に普及したのは、昭和の終わりから平成のはじめにかけてのことです。当時羽毛布団の販売の際はこのようなトークがまかり通っていました。
『羽毛布団は一生もの』
『羽毛布団は冬暖かく、夏涼しいので一年中使える』
『羽毛布団は干す必要がない(干さない方が良い)』


これらは今となってはどちらも大きな間違い。今からすれば『よくそんなウソがまかり通たものだ』と呆れる話です。ただ、売る方が意図的にウソをついていたというよりは、当時は販売員も正しい知識を持っていなかった・・・というのが実際のところだったのでしょう。


その頃の羽毛布団は今からすれば非常に高価な品で、数十万円するのが当たり前でした。家電製品でも何でもそうだと思うのですが、出回り始めは値段も高く、品質もイマイチ。それが普及するにつれて品質も良くなる一方で値段も下がります。ですから30年前の30万円の羽毛ふとんよりも、現在の2万円の羽毛ふとんの方がモノが良かったりします。

 

ところが羽毛布団の値段は、少しずつですが着実に値上がりしているのです。同じスペックの羽毛ふとんで比較した場合、5年前と比べると値段が5割程度高くなっています。『量販店や通販などでは相変わらず安く売っている』と思われるかもしれませんが、こういったルートの(安さを訴求する)商品は『中身の羽毛のランクを下げたり』『側生地のランクを下げたり』さらには『羽毛の量を減らしたり』して見た目の価格を維持していますが、これも実質的な値上げなのだ・・・ということを知ってほしいです。


それでは本題に入ります。『なぜ羽毛ふとんの値段が上がっているか?』このことをご理解いただくための大前提として知っておいてもらいたいことがあります。


羽毛は(食肉の)副産物です

 

 『羽毛』はもともと『捨てるもの』だったのです。そもそも、世界中のどこを見渡しても、わざわざ羽毛を採るために『グース(ガチョウ)』とか『ダック(アヒル)』といった水鳥を飼育してはいません。こういった鳥たちの飼育目的は『食肉にする』もしくは『卵を産ませる』です。(テレビショッピングなどで『この羽毛布団を作るために専用羽毛農場で特別に飼育しました』などと言っているのはウソです。)


おそらくグースとかとダックの肉を食べるという食文化は、かなり大昔からあったはずです。ただ食肉用とした後、残った羽毛は価値のないものとしてずっと捨てられてきました。歴史上のある時、誰か頭の良い人が『羽毛を捨てないで、何かに使えないものかな?』と考え、考案されたのが羽毛ふとんというワケです。それまで捨てていたものに利用価値が見つかり、さらに軽くて暖かいふとんで気持ち良く眠れるようになったので、まさに一石二鳥の大発明ですよね。


羽毛が値上がりする理由①『供給が減れば価格が上がる』

 

食肉用の副産物ゆえに、『羽毛』原料の供給は食事情の変化の影響をもろに受けます。世界3大珍味の一つ『フォアグラ』が『グース』や『ダック』の肝臓であることはご存知の方も多いと思います。ただ『フォアグラ』を作るために、鳥たちに無理やり餌を大量に食べさせ、病的に肝臓を肥大させているということは意外と知られていません。この飼育方法が動物愛護の観点であまりにも残酷ということで、ヨーロッパでは非難の対象になっています。ですからヨーロッパでは『フォアグラ』という食文化は下火になりつつあるそうです。

 

また、そもそも『グース』や『ダック』の肉は淡泊なので、それよりも世界的に『鶏肉(チキン)』の方が好まれるようになっています。私もヨーロッパに行った時に実際に食しましたが、チキンの方が美味しいと思いました。

 

またチキンが2、3ヶ月の飼育で出荷できるのと比べて、グースは最低でも7ヶ月の飼育期間が必要だとか。鳥農家の立場で考えても短期間の飼育でお金になるチキンの方が好まれるのは当然の話です。以上のような状況から、ヨーロッパ(中国でも・・・つまり世界的に)では『グース』や『ダック』の飼育量がどんどん減少しているそうです。『グースやダックの飼育料が減少する』→『羽毛の供給量が減る』→『供給が減ると価格が上昇する』というのは中学か高校の社会科の授業で習った通りの図式です。


羽毛が値上がりする理由②『需要が増えれば価格が上がる』

 

お隣中国の生活水準の向上に伴い、中国国内での羽毛の需要(消費量)がどんどん増えています。中国は世界最大の羽毛原料の生産国です。そしてかつては世界一の羽毛の輸出国でしたが、一転して世界一の羽毛輸入国になりつつあります。かつてはヨーロッパ産の高級羽毛の輸入国と言えば一にも二にも『日本』でした。ところがその座もすっかり『中国』に奪われつつあるそうです。人口13億人を超える国の生活水準がどんどん上がっているのですから、羽毛もそちらにどんどん流れるはずです。(現状では羽毛布団よりも、ダウンジャケットに使われているそうです。)『需要が増えると価格が上昇する』これまた社会科の授業で習った通りの図式です。


羽毛が値上がりする理由③『円安になれば輸入価格は上がる』

 

需要と供給の関係により、羽毛原料の値段は数年前から値上がりを続けてきました。しかしながらずっと続いた円高傾向のため何とかバランスを保ってきた(値上げ幅を抑えてきた)というのがこれまでの経緯です。

 

ころが数年前から急激な『円安』に転じました。『1ドル80円』が『1ドル120円』になったら、それまで1ドルの物を輸入するのに80円で買えていたものが、120円と1.5倍に上昇することになります。

 

ここまで述べてきたように羽毛原料の価格高騰に加えて、円安の影響で、羽毛原料の値段は2~3年前歴史的な値上がりを示しました。羽毛布団も当然値上がりしました。羽毛のランクにもよりますが2割、3割の値上がりは当たり前、モノによっては2倍という価格になるものもありました。(最近になって羽毛布団の価格上昇はようやく落ち着いてきました。)そしてその一方で安さを売りにしている量販店などは、価格を抑えるために質を落として(中身の羽毛の質を下げる、量を減らす、側生地の質を落とす)対応しています。


羽毛の価格上昇に関する今後の展望

 

為替レート(円安、円高)に関しては今後どうなるか予断を許しません。しかしながら羽毛の生産量に関しては、今後増えることは考えにくいです。それほどまでに世界中での食文化の変化は『グース』『ダック』→『チキン』という流れになっています。(ちなみにチキンからはダウンは採れませんので・・・念のため)

 

その一方で、中国国内で羽毛の消費量は今後も増えることでしょう。現在中国国内における羽毛の用途はほとんどダウンジャケットに限られていますが近い将来羽毛ふとんへの使用が一般的になってくると思われます。そうなった場合、中国に流れる羽毛の量は爆発的に増加すると予想されています。ただでさえ世界的に生産量の減った羽毛が、中国にどんどん流れるという図式は今後より顕著になっていくことでしょう。

 

そのため羽毛の価格が、(もちろん多少の上下動はありますが)将来的に大幅に下がることはまず考えられません。将来的に羽毛布団の値段は、今からは想像もできないほどに高額になっていることも、決して荒唐無稽な話ではありません。

 

結論『羽毛布団はリフォーム(仕立て直し)して大切に使いましょう』

 

これまでであれば『羽毛ふとんが古くなったら新しく買い換える』が普通でしたけど、これからは『羽毛ふとんをリフォームして末永く使う』というのがスタンダードになるはずです。できるならば今のうちに少々ランクの高い品を買っておいて、リフォーム、リフォームで末永く(数十年)使うことをお勧めします。これぞまさに時代に即したやり方です。とにかくお急ぎください。

これまでであれば『羽毛布団が古くなったら新しく買い換える』が普通でしたけど、これからは『羽毛布団をリフォーム(仕立て直し)して末永く使う』というのがスタンダードになります。

 

もちろん現在お使いの羽毛布団のランクにもよります。量販店で売っているような廉価な品は、リフォームする方が高くつく場合もあります。しかしながらある程度以上のランクの羽毛布団をお使いであれば、リフォームで末永く(数十年)使うことをお勧めします。新品を買うのに比べて半額から3分の2の費用でリフォームが出来ます。

 

『羽毛布団リフォーム(仕立て直し)』これぞまさに『リサイクル&エコ』の時代に即したやり方です。


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羽毛布団は日に干さなくて良いのですか?

羽毛布団が出回り始めた頃は『羽毛布団は干す必要がない』『干さない方が良い』と言われていた時期もありますが、これは現在では間違った考え方だと認識されています。


羽毛布団は綿布団などと比べて吸湿・発散性に優れているため頻繁に日に干す必要はありませんが、なるべく乾燥した状態を保つために月に1~2回、30分から1時間程度の日干しをお勧めします。
日に干すことで羽毛に含まれる湿気を発散し、それがが羽毛の絡まりを防ぐ事になるので、結果的に羽毛布団が長持ちします。

 ただし側生地の色褪せを防ぐために、カバーをかけた状態で干す事をお勧めします。また布団を取り込む際には手で軽く払って表面のホコリを取り除きましょう。強い布団叩きは側生地を破ったり、中身の羽毛を傷める原因となるのでお避け下さい。また干したり取り込んだりする際に、ベランダ等で引っかけて側生地を破る事の無いようご注意ください。


羽毛布団に布団乾燥機を使用しても良いのですか?

布団乾燥機による乾燥も問題ありませんが、あまり高温(70℃以上)になりすぎないよう注意しましょう。

 

中身の羽毛が出てくるのですが

羽毛は針の穴ほどの小さな穴からも吹き出してしまうため、側生地に対してダウンプルーフという吹き出しを防ぐ加工が施されています。

しかしながら羽毛布団の機能を考えた場合、側生地に通気性も必要ですので、ダウンプルーフ加工を施しすぎると通気性が低下し、ムレ感等の原因となる場合があります。製品ごとにダウンプルーフ加工と通気性のバランスを取りながら作られていますが、多少吹き出す事もあります。一般的には中身の羽毛のランクが低く、フェザーの多いものの方が吹き出しやすいと言えます。

また羽毛布団の使用年数に応じて、側生地の糸の編み目が緩くなりますので、吹き出しの度合いは増してゆきます。大量の羽毛が吹き出て来るようになったら、羽毛布団をリフォームする事をお勧めします。

 

羽毛布団の側生地に穴をあけたのですが

穴の部分から羽毛がどんどん出てきますので、何らかの対策が必要です。商品によってはアイロンプリントタイプの補修布が添付されている場合がありますので、これを用いて補修ください。

穴ではなく生地が破れた場合は、中身の羽毛が大量に出てくる事が懸念されますので、リフォームする事をお勧めします。

また羽毛布団の襟元に(汚れを防ぐ目的で)タオル等を縫い付けたり、ピンで留めたりされる方がいらっしゃいますが、側生地に穴が開きますのでおやめください。

 

布団圧縮袋で保管しても良いのですか?

布団圧縮袋での保管はお勧めできません。

圧縮状態で羽毛布団を長時間保管した場合、元に戻しても中身の羽毛の嵩(かさ)が圧縮前のレベルまで戻りません。保温性を著しく低下させる原因となります。

羽毛布団をご購入された際に入っていた不織布の袋で保管する事をお勧めします。

 

羽毛布団を長期収納する時の方法を教えてください

湿気の少ない状態で収納する事が重要です。日に干してよく乾燥させた上で通気性のあるケースや布などに包んで出来るだけ湿気のない場所に保管してください。

布団圧縮袋やビニール袋に入れるなど通気性のない状態での収納はカビの原因となります。

またしばらく使わない場合は、カバー等は外して保管してください。また保管中も時々日干しをして乾燥させた方が好ましいです。

 

羽毛布団にダニは発生しますか?

羽毛布団は羽毛の精製過程で100℃以上の高熱乾燥処理と洗剤による殺菌処理により、ダニや雑菌などは死滅しています。羽毛布団の中にダニが発生する事はまずありません。

また羽毛布団は、羽毛の吹き出しを防ぐために高密度に織られた側生地を使用しているので、ダニが側生地を通過して中に入る事はまずありません。

しかし羽毛布団の表面にダニが付着する場合はありますので、日干しをお勧めします。

 

羽毛布団に飲み物をこぼしてしまいました

すぐに水で部分洗いしてください。洗剤が必要ならヘアシャンプーもしくは中性洗剤をお使いください。十分にすすぎ洗いした後、タオルなどで水分を拭き取り、ドライヤーなどで手早く乾かしてください。

 

羽毛布団のクリーニング、水洗いとドライクリーニングどちらが適していますか?

羽毛布団の汚れの大半は汗由来の水溶性成分です。そのため水洗いが適しています。

またドライクリーニングの場合、石油系の溶剤を用いるため、羽毛に含まれる油脂分を除去してしまい、羽毛本来の保温性が低下すると言われています。

 

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